短資取引約定確認システム管理本部

(システム開発の経緯等)

 短資会社が仲介した無担コール取引の資金は、長年に亘り短資会社の日本銀行当座預金口座を通じて決済されてきました。しかし平成9年(1997年)に、日本銀行が西暦2000年を目途に、当座預金決済方法をそれまでの「時点決済」方式からRTGS(即時グロス決済)方式に移行するとの方針を打出しました。これに伴って、短資会社が仲介した無担コール取引の資金は取引当事者間で直接決済されることとなり、そのためには取引当事者のバックオフィス間で、直接、約定データをより一層正確かつ迅速に照合、確認する必要があるという認識が強まりました。

 そこで短資業界では、RTGS化後も、無担保コール取引の資金決済等が円滑に行われるべく、コール取引が電話により成立した後、取引先双方と短資会社の3者間で約定内容を正確、迅速かつ効率的に確認することが出来るように、平成10年2月以降、株式会社NTTデータをシステム・インテグレータとして短資取引約定確認システムの開発に着手し、平成10年11月1日に「短資取引約定確認システム管理本部」を設け、その運営管理を行うこととしたものです(「約定確認システム事務フロー」参照)。

(運営状況)

 短資取引約定確認システムについては、平成12年央以降、総合運転試験、習熟試験を繰返し、その安定性を確実なものとした上で、日本銀行のRTGS化に呼応して平成13年1月4日より運用を開始しています(平成20年10月14日、システムを更新)。

 当該システムは、短資会社3社(当初は6社、その後合併により3社となる)の共同事業として短資協会が主体となって運営しており、株式会社NTTデータ大森山王ビルにシステムセンタを設置、同社にコンピュータの運用管理を委託しています。同システムへの加入参加者数は、平成21年3月31日現在291先、オンライン接続端末数は345台となっています。

 なお、利用料金については、基本料金(月額9,000円)と従量料金(初年度1件当り140円、翌年度以降140円±α)の2本建てとし、原則として年1回見直す扱いとしており、平成14年4月以降、従量料金は200円(消費税込みでは210円)となっています。


 約定確認システム事務フロー

 (有担保コールの取引フロー  例:オファービッドデイ−リング/ブローキング)
 (無担保コールの取引フロー)
 (日中コールの取引フロー  例:デイ−リング/ブローキング)
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